プラモデル

ちょっと、悲しいできことがありました。昔よく買ったプラモデルのことです。



長いので、こちらに書いてみました。

えっと、あまり語っていませんが、ひろしは『ミリタリー』オタクの一員です。
専門は、第二次世界大戦中の海軍(注1)です。
狭いっす。だから、航空機や戦車マニアの方などがうきうきと「を、俺と同類だ!」とはなしかけてくれても、実はあまりわかりません。まあ、一般の方がみたら、「同類じゃん」と思う程度のことは知っているかもかもしれませんが。

で、「WaterLine(注2)シリーズ」というプラモデルがあります。

これは、タミヤ、アオシマ、ハセガワ、フジミの4社が出している、1/700の軍艦(注3)のプラモデルです。小学生当時、ひろしは、兄と友達二人の4人で分担して、シリーズをほぼすべてを作りました。

ちなみに、ひろしは空母が好きで、真珠湾攻撃に参加した6隻(注4)は全部ひろしが作りました。
(これがどのくらい価値のあることなのかは、わかる人だけわかってください。)

で、今日、久しぶりに模型店でプラモデルを見たのですが、

高い

です。とにかく。
ひろしの小学生時代の記憶と、今日見た価格では、以下のとおり。

       昔       今
戦艦    800円    2400円
空母    800円    2400円
重巡洋艦 500円    2000円
軽巡洋艦 500円    1600円
駆逐艦   300円    700円

2~4倍っす。こりゃ、買ってられないっす。
売れないからですかねえ。
5年ぐらい前に見たときは、昔と同じ値段だったような気がしたのに。


今日見て欲しいの思ったのは、「ボーグ」というアメリカ空母です。

これが2000円しました。高いっす。800円なら買う。


ちなみに、ボーグ級というのは、「護衛空母」とよばれ、それは10文字で説明すると、

「商船改造の○○空母」

で、○○には「弱い」「遅い」「安い」「チャチい」「ボロい」などが入ります。
まあ、要するに、ガンダムで言うと、「ボール」です。

護衛空母では、レイテ沖海戦で沈んだ2隻が有名です。
(どちらもボーグ級ではなく、コメンスメント・ベイ級で、護衛空母として最初から作られたものですが。)

ガンビア・ベイ : サマール沖海戦で、砲撃により撃沈。
セント・ロー  : 神風特攻隊による初の沈没艦(敷島隊隊長、関行男大尉機)

えっと、神風特攻隊は、ご存知のとおり、飛行機が爆弾を抱いたまま体当たりする、という非常に非人道的な(人道的な戦争、というものがあるかどうかは別として)攻撃方法だったわけですが、この特攻隊の最初の指揮官として白羽の矢が立ったのが関大尉です。

そういう意味では、関大尉は期待通りの戦果をあげたともいえますが、特攻攻撃全体の戦果は実は非常に微々たるものだったはずで、手元に資料がないのですが、沈めたのは戦艦0、空母3?、あとは駆逐艦以下が数隻だったように思います。

というふうに、このあたりのネタは、説明しだすと終わらなくなります。

まあ、平たく言うと、プラモデルが高くなっていて、悲しかったなあということです。



注1 今だと、「陸軍」「海軍」「空軍」の3軍が一般的ですが、第二次大戦当時の日本とアメリカは、「空軍」が分かれておらず、陸軍と海軍それぞれに航空隊がありました。
 まあ、そのうち、陸軍航空隊が「空軍」になった、という流れが正しいでしょう。
 これは一長一短ありますが、第二次大戦当時だと、空軍が独立していたドイツ、イタリアなどでは、空母の力が正しく評価されませんでした。イギリスは空軍がありましたが、海軍航空隊もあり、ドイツ海軍との戦いでは一方的に活躍していますが、太平洋では日本にまったく太刀打ちできません。
 これは、アメリカのシャーマン戦車が、太平洋では日本に対して圧倒的だったのに、ドイツ戦車にはまったくかなわなかったのと同じような感じです。
 まあ、ヨーロッパと太平洋では、戦場の特質が違うので、単純に比較できませんが。

注2 屹水線。船を浮かべたとき、水面がくる線のこと。
 ここで艦底を平べったくしたデザインのため、「WaterLineシリーズ」。
 よって、スクリューや舵はない。

注3 正確には、日本で「軍艦」と呼ばれるのは、菊の御紋章がついている船。大体巡洋艦以上。駆逐艦はついていない。よって、正確には軍艦ではない。

注4 赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴の6隻。「第一航空艦隊」「南雲機動部隊」などと呼ばれていた。多分、当時の海軍では世界最強の部隊。
 海戦半年後のミッドウェー海戦で4隻を失う。
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by is-hiro | 2005-08-20 01:40 | 今日のできごと


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