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わが町、志茂に死体が浮かぶ?!

わが町、志茂に死体が浮かぶ?!_b0064918_0302385.jpg内田康夫
『鐘』
(講談社文庫)

 内田康夫は、2年前ぐらいに読み始めました。
 西村京太郎はほぼ全部読んでますし、赤川次郎も結構読むのですが、なぜか内田康夫は機会がありませんでした。

 ですが、この2年で、50冊ぐらいは読んだでしょうか。もう少しかな?

 『鐘』では、ひろしの地元、岩淵水門付近の隅田川で最初の死体が発見されます。

 おぉ、わが町と思って読んでいると、以下のようなくだりがあります。

 その淀みの岸辺、垂直状の堤防の真下に男の死体が浮いていた。
 死体の発見者は付近の化学工場に勤務する男性で、べつに用事があったわけでもなく、たまたま川をのぞき込んで、死体が浮いているのに気づいた。


 たしかに、このあたりの堤防は「垂直状」です。で、日本化薬の社員が昼休みに川岸に行ってもおかしくありません。覗き込んで見えるかどうかは、実際に見てませんけど。

 内田康夫と浅見光彦(というふうに二人を並べるのはどうかとも思いますが。)は、北区の生んだ有名人ですが、浅見光彦の家が西ヶ原にあることもあり、志茂には縁があまりなかったのですが、すこしうれしいです。

 ひろしは、「荒川のそばに住んでいる」とよくいいますが、ここは岩淵水門より下流なので、「隅田川のそば」というべきなのでしょうね。
 でも、かつて浦和の荒川のそばに住んでいたひろしとしては、荒川、というほうがなじみが深いですが。

 まあ、ひろしも今年浅見光彦と同い年になりますが、幸いおくさまも子供もいます。
 ソアラは持ってないけど。
by is-hiro | 2005-02-05 00:47 | 今日の本


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